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ラピデムオリジナルでつくった特別なアロマキャンドル、ディープスリープキャンドルです。

睡眠 / Sleep Vol.2 「睡眠」×「香り」

「睡眠」×「香り」

私たちにとって『香り』とはどのような存在でしょうか??

癒される香り。気持ちが落ち着く香り。眠る時に使う香り。また、気持ちを高めることができる香りなど、生活の中で『香り』を大切にしている方も多いと思います。

今回はそんな『香り』が『睡眠』とどのような関係があるのかについてお話ししていきます。

日本の一般人口を対象として行われた疫学調査によれば、成人の21.4%が不眠を訴えていると言われています。

『視覚』、『聴覚』、『触覚』、『味覚』、『嗅覚』。

人間の五感の中で最も原始的、本能的な感覚が『嗅覚』です。

嗅覚だけが唯一、他の4つの感覚と異なる神経経路で感情や本能に関わる脳のシステムに直接伝達されます。

嗅覚経路の大きな特徴は、嗅細胞から眼窩前頭皮質に至る途中で情動調節に関わる扁桃体や、自律神経やホルモン調節に関わる視床下部を通過することにあります。

これらの脳部位は『睡眠』の調節にも深く関わっています。

《アロマテラピーで睡眠改善》

睡眠改善を目的とした服薬を伴わない介入のひとつとし て、香りを用いたいわゆるアロマテラピーが挙げられます。

〈主な精油〉

◎ オレンジ精油

➡︎就眠前の副交感神経活動が有意に増加します。

◎ラベンダー精油 

➡︎特に睡眠への効果が高いとされている精油。

◎ヒバ

➡︎天然の青森ヒバを使用したわいどの木の枕があるほど。森林浴効果による心地よい睡眠をサポートします。

◎ローズマリー

➡︎ 自律神経を整え精神を安定させます。

◎モミの木

➡︎血行を促進させ体を温める作用があるのに加えて、リラックス効果も高と言われています。

このように、様々な植物由来のにおいに気分改善効果があり、睡眠への効果が期待されています。

さらに、眠りが浅いときは「サフラン」を。

女性ホルモンに働きかけ、生理痛や生理不順、更年期、不妊症などの女性特有の症状の緩和に効果的なのことに加え、血中濃度が高まって睡眠の質が高まります。

《香りの取り入れ方》

①リラックスできるバスタイムに

➡︎直接バスタブに数滴たらして香りを楽しむ

②夕食後~就寝までにリラックスタイムをつくる

➡︎ディフューザーで香りをたく

③アロマスプレーの活用

➡︎枕などの寝具やカーテンに吹きかけて香りを楽しむ

〈オリジナルアロマスプレーの作り方〉

ー材料ー

・お好みのアロマオイル・無水エタノール 10ml・精製水 40ml・スプレーボトル

ー作り方ー

  1. ガラスビーカーなどの容器、無水エタノールを加える
  2. 精油を10滴程度加え、よくかき混ぜる
  3. 精製水を加え、再度かき混ぜる
  4. 混ぜ合わせたものを、スプレーボトルに移し替えて完成

※10日〜2週間で使いきれる分量を作るのがおすすめ。

是非、お気に入りの香りを見つけて睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか。

《参考資料》

植物由来の香りが睡眠におよぼす影響の解明」東京大学大学院農学生命科学研究科 恒次 祐子

NIKKEI STYLE「香りが睡眠に及ぼす効果は? アロマで不眠症が治る?

VOGUE JAPAN 「モードな植物哲学 – 香りと食で、睡眠の質をマネージする。