若返り / Rejuvenation Vol.6 「若返り」×「ナイアシンアミド」
市場に溢れる数の化粧品の中から、自分の肌にベストなものに出会えたら毎日のスキンケアがハッピーになる。
日々変化する自分のお肌を見つめ、より輝かせるための化粧品選びの旅はずっと続くのだろうなと思います。
もちろん日々の食事、運動、睡眠やメンタルヘルスといった内因的要素も美肌づくりには大切だけど、
化粧品に頼れるところはぜひ頼りたい。優秀なコスメに頼りたい!
そこで、シワ改善や美白効果が期待できると話題の成分「ナイアシンアミド」について紹介していきます。
【ナイアシンアミドとは?】
最近、サプリメントや化粧品で注目されている成分の「ナイアシンアミド」。
別名「ニコチンアミド」と呼ばれるこの成分は、水溶性のビタミンB3(ナイアシン)のひとつで、シワ改善・美白効果の医薬部外品有効成分として厚生労働省にも承認されています。
「ニコチン」と聞くとたばこに含まれる有害物質を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、まったくの別物質で、むしろ、ナイアシンは体内に多く存在するビタミンで皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
期待される主な美容効果は3つ。
- 抗シワ作用
- 美白作用
- バリア機能修復、肌トラブル抑制
嬉しい効果ばかり並んでいてテンションが上がります!
【抗シワ作用】
紫外線ダメージの影響や加齢により減少する、真皮層のコラーゲン。
コラーゲンにはⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンがあり、Ⅰ型コラーゲンは80-85%と皮膚や骨に最も豊富に存在し、強靭性や弾力をもたせたり、組織の構造を支える働きがあります。
Ⅲ型コラーゲンは細い繊維からなり、しなやかさや柔軟性をもたらす働きがあり、それぞれ皮膚のハリを支えています。
ナイアシンアミドはこのコラーゲンの合成を促す働きが認められています。
シワを改善し、肌に若々しいハリを与えてくれます。
【美白作用】
加齢、ストレス、紫外線などの影響を受け、メラニンの代謝システムが乱れ肌表面にあらわれるシミ。
ナイアシンアミドには、メラニンが角化細胞に送られるのを阻害する働きがあり、シミをできにくくする効果があります。色素沈着やシミの発生を阻止し、明るくクリアなお肌を育てます。
また、コラーゲンが紫外線によって減少することから、お肌の成分の産生・分解系バランスが崩れ光老化の原因になることも考えられています。
コラーゲンの合成を促すことによって、シワやたるみだけでなく、光老化によるシミを防ぐ効果も期待できます。
【バリア機能修復、肌トラブル抑制】
皮膚表面の外的刺激から守ったり潤いを保ったりするバリア機能に必要なのが、角質層の細胞間脂質。その構成成分の半分がセラミドでできています。
セラミドには水分を抱え込み保持するチカラがあり、加齢、乾燥、内的要因からセラミドが減少すると、さまざまな肌トラブルにつながります。
ナイアシンアミドはセラミドの生成を増やし、バリア機能を修復し正常な皮脂分泌を促します。
また、ニキビやドライスキン、赤みなどの炎症を抑え、健やかなお肌へ導きます。
みずみずしく潤ったお肌はとても健康的でフレッシュな印象を与えます。
美白、抗シワ、肌トラブルのレスキューまで、、、優秀すぎるナイアシンアミド。
さらに皮膚への刺激性もほぼないので安心です!
・参考
化粧品成分オンライン
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