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LAPIDEM ラピホリ 若返りと肌

若返り / Rejuvenation Vol.4 「若返り」×「肌」

肌の若返りを叶えるために

肌の若返りにとって要となるのがターンオーバーです。

ターンオーバーは、肌の代謝、生まれ変わりを意味します。

私たちの肌は、基底層で生まれた基底細胞が細胞分裂を起こして角層細胞となり、やがてそれが古い角層細胞となって剥がれ落ちます。

この一定のサイクルを経ることで、肌のすこやかさや美しさを保っています。

そして、そのターンオーバーの乱れは、さまざまな肌トラブルや若々しさを失う原因になってしまいます。

【ターンオーバーの乱れとは】

ターンオーバーが乱れるということは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルがスムーズにいかなくなることを指します。

具体的には、新しい皮膚が作られたのに、古い皮膚がなかなか剥がれ落ちなかったり、まだ新しい皮膚が作られていないのに古い皮膚が剥がれ落ちたりすることです。

ターンオーバーには周期があり、20代の健康な方であれば作られた皮膚が剥がれ落ちるまで約28日かかると言われています。

しかし加齢によってターンオーバーにかかる日数は伸びていきます。

30~40代だと約45日ほどの日数が必要になります。一般にターンオーバーは28日と言われることが多いですが、実は20代と30~40代ではこのようにまったく異なります。

ターンオーバーの速度が低下すると、皮膚の生まれ変わりも遅くなるので、シミやそばかすが発生しやすくなります。

また、新陳代謝という面では、ターンオーバーは肌以外にも筋肉や赤血球でも起こっています。

日数はそれぞれ異なり、筋肉は約180日、赤血球は約120日と言われています。

【ターンオーバーの乱れによる肌の健康状態の悪化】

⚪︎肌のツヤ、ハリが失われる

⚪︎肌の弾力が失われる

⚪︎たるみ

⚪︎シミ、しわ

⚪︎ニキビ跡、肌の凹凸

⚪︎毛穴の詰まり、広がり など。

ターンオーバーが遅いということは、古い細胞が肌に長く残り続けるということ。

肌は古い細胞ばかりになると細胞同士の繋がりが弱くなり、バリア機能が低下します。

すると紫外線やホコリ、乾燥など、さまざまなダメージを防げなくなり、肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。

それとは逆に、ターンオーバーが早すぎる場合は、まだ不完全で刺激を受けやすい細胞が、その弱い状態のまま生み出されてしまいます。

【ターンオーバーが乱れる原因】

まず外的要因として大きいのが、「紫外線」と「乾燥」です。

この2つは、肌を傷めつけ、ダメージを蓄積させます。

まず、紫外線は肌表面の角質層を厚くさせて、ごわついたような見た目になるだけでなく、排出が適切にできなくなります。

また、肌表面の厚みが増すごとに、水分をキープするための機能も低下し、乾燥しやすくなるといった悪循環に陥ります。角質層が乱れると、理想の周期より早く、もしくは遅れてのターンオーバーとなるため、肌質が低下してしまうのです。

続いて内的要因となるのが、大きく分けると「ストレス」と「生活習慣の乱れ」となります。

過度な精神的ストレスは、血管収縮による肌の栄養不足や、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、その結果、肌のスムーズな新陳代謝を阻害してしまいます。

また、睡眠は脳や体の安息だけでなく、皮膚や内臓の修復時間でもあります。

肌のターンオーバーに欠かせない、成長ホルモンが分泌されるのも睡眠中です。つまり睡眠不足は、ターンオーバーを乱す元凶にもなりかねません。

睡眠以外にも、「食生活」や「血行不良」「便秘、排便のトラブル」など、様々な要因があり、それらが独立しているのではなく、一つが崩れると他にも影響を及ぼします。

外的要因と内的要因を意識して、ご自身の今の状態を観察してみてください。

【ターンオーバーを整えて肌の若返りを目指すために】

⚪︎紫外線対策

夏だけではなく、一年中を通して日焼け止めを塗る。曇りの日でも、朝5時でも紫外線は降り注いでいることを意識しましょう。

日傘等で直接紫外線に当たらない工夫を。

⚪︎体を冷やさない工夫

身体が冷えていると血の巡りが悪くなり、栄養が体中に運ばれにくくなります。

湯船に浸かり血行促進や適度に運動をして体を温めるのも効果的です。

⚪︎リフレッシュの時間を

心と体を休めることも、ターンオーバーを整えるために大切です。

趣味に没頭する時間や、適度な運動でストレスを発散させると細胞の活性化にもなります。その後にしっかり眠れば睡眠の質も上がり、疲労回復とターンオーバーが整います。

⚪︎食生活を見直す

食べたものが細胞になるといわれる程、食事は大切です。

ターンオーバーには、ビタミンB群が欠かせません。

ビタミンB群は、卵、大豆製品、緑黄色野菜、魚介、レバー、乳製品などに多く含まれています。

さらにはたんぱく質や良質な油、カルシウムなど、その他の栄養もバランスよく取り入れてください。

毎日の食事で良質な栄養をしっかり摂取できていれば、若々しい肌をつくる材料がそろっているので、肌コンディションもよくなります。反対に、栄養が不足したり、肌のためによくない食事が続くと肌細胞の再生がとどこおり、トラブルの原因となります。

〈見た目の悩みからあなたにあった食事をチェック〉

◎カサカサする乾燥肌

肌の悩みのなかでも非常に多い乾燥肌。

空気が乾燥する冬場はもちろんですが、じっとりと湿度の高い夏場であっても、エアコンの効いている環境は乾燥しています。

肌のうるおいをキープするために、「タンパク質」と「脂質」が必要です。

・アミノ酸スコアの高いタンパク質

鶏肉、豚肉、牛肉、アジ(生)、大豆、鶏卵

・オメガ3系のオイル

青魚(アジ、サバ、イワシ、サンマなど背の青い魚)や、アマニ油、エゴマ油、ナッツ類

オメガ3は熱に弱いので、魚も油も生で食べることがおすすめです。

◎皮膚のバリア機能をつくる

少しの刺激でもピリピリしたかゆみを感じたり、洗顔料やいつもの化粧品がしみたりすることはありませんか?

それは乾燥しているだけでなく、皮膚のバリア機能が損なわれてしまっている状態かもしれません。

バリア機能を正常に保つためには、皮膚の保湿因子である「セラミド」の量を十分に維持することが大切です。

セラミドは、加齢とともに減ってしまいますので、食事から補うことも必要です。

・こんにゃく、しらたき、大豆、黒豆、海藻類など

「黒」の食べ物を意識してください。

◎日焼けやシミ

若々しい肌には、紫外線対策はもはや常識となっております。日焼け止めを塗ったり、日傘、衣類などで肌を守るなど、紫外線からの影響を受けないような対策は沢山あります。

では、紫外線対策で、食べものを工夫してみたことはあるでしょうか。

今はサプリも出回っていますね。

紫外線対策として積極的に摂りたいのは、抗酸化作用の高い食品です。

・ブルーベリー、ストロベリー、クランベリーなどのベリー類、チョコレート、リコピンを含むトマト、アスタキサンチンを含むサーモン。ビタミンCが豊富なパプリカなどの緑黄色野菜。ビタミンEを含むナッツ類。

◎大人ニキビ

便秘がちの人には肌のトラブルに悩むケースがよく見られます。

その多くは肌荒れや、あごやフェイスラインにできるような大人ニキビです。

そして、便秘が慢性化すると、肌の状態も悪化しやすくなります。

・朝起きてすぐにお白湯を一杯飲む

水分を補給するのと同時に、胃腸を温めます。すると血行もよくなり、胃腸の働きを促進させます。

・一日にスプーン一杯のオリーブオイル

主な成分であるオレイン酸が腸を活性化させます。具沢山のスープや味噌汁、スムージーなどに加えて取り入れることができます。

◎肌のくすみや疲労感

パンやクッキーを焼くと、こんがりと焼き色と焦げ目がついて、とっても美味しそうですね。でも同じようなことが自分の細胞で起きているとしたら恐ろしいですよね。それが「糖化」です。糖とタンパク質が結びついて変性していることを表しています。

私たちのからだでも、糖質の摂り過ぎによって糖化は起こります。そして、糖化は老化を早める原因として注目されています。

肌の糖化が起こると、硬く褐色に変性してAGEsという老化を促進するものがつくられ、シミやくすみになります。

糖化すると透明感が失われ、弾力もなくなりたるみが生じて、若々しい肌からかけ離れてしまいます。

糖化を防ぐためには、食後の血糖値が上がらないようにすることが大切になります。

・低GI値の食品

そば、玄米、全粒粉のパスタ、全粒粉のパン

葉もの野菜、きのこ類、ピーマン、ブロッコリー

大豆、ナッツ類

りんご、いちご

牛乳、チーズ、ヨーグルト、高カカオチョコ

⚪︎スキンケアの見直し

若々しく柔らかな肌を実現させるためには、水分を保持する力がポイントになります。

水分を十分に与えるのに加え、しっかり保持させる必要があります。

水分を保持する力が備わってはじめて、水分油分のバランスが整った肌へと繋がります。

そのためには、たっぷりと化粧水を浸透させハンドプレスさせること、

化粧水が肌に十分に浸透してから、美容液、クリームと順にゆっくりと肌に成分が浸透してから次のアイテムを肌にのせて浸透させていくこと。

そして、クレンジングの時点で肌に必要な水分油分を奪わないこと、摩擦しないようにたっぷりのクレンジングをつけてやさしくマッサージをすることが重要です。

〈ラピデムのモイスチャークレンザーで若返り〉

美肌成分を贅沢に配合し、肌の潤いやバリア機能を守りながら、肌に負担をかけずに洗い上げることができます。

クリームタイプのふわふわとしたテクスチャーと優しいライムの香りにも癒されます。

⚪︎たっぷりの量を使う

⚪︎優しく、タッチは軽く。摩擦はかけない

⚪︎ゆっくり、丁寧に

小鼻、鼻の下、鼻と頬の間、髪の生え際など、毛穴汚れや毛穴が開いている箇所は、丁寧に優しくクレンジングしましょう。

洗い残した皮脂が溜まり酸化することで、黒ずみなどの原因になります。

毎日の丁寧なクレンジングの積み重ねで健やかな肌がつくられます。

〈ラピデムのセラムローションで若返り〉

美容液のようなとろみのある化粧水。

日本酒などの美肌、保湿成分が贅沢に配合されて、肌にのせた瞬間にスッと肌に浸透します。ライムの香りとしっとりとした質感で肌と心に充実感を与えます。

⚪︎2度、3度と重ねて肌に馴染ませる

⚪︎ハンドプレスさせて肌に浸透させる

化粧水は、肌の水分補給とキメを整えその後のスキンケアの浸透を高める重要な役割をしてくれます。化粧水の量は肌の状態に応じて重ね付けすることをおすすめしています。

ご自身のスキンケア方法が合っているか分からない、肌質を若々しく改善させたいとお悩みの方は、是非ラピデムトウキョウスパにご相談ください。

カウンセリングをして、あなたの肌に合ったスキンケア方法をご提案させていただきます。

ラピデムトウキョウスパでは、肌の若返りを叶えるためのフェイシャルコース、

肌の深層部に天然の活性成分 ( 海綿ニードル ) を浸透させる事により、皮膚のターンオーバーを正常化し、本来の健やかで美しい肌へと導く究極の細胞再生トリートメントをご用意しております。

肌の生まれ変わりをご体感いただけます。

参考文献

朝田 康夫「角質層のメカニズム」

美容皮膚科学事典 牧田 善ニ「老けない人の最強レシピ」

投稿者プロフィール

Azusa Takahashi
Azusa Takahashi
Lapidem tokyo spa セラピスト